【TOEIC730】すぐにスコアを上げる方法【リーディング編】
この記事はTOEICのスコアを上げたいけど、もうTOEICまで時間がない!という方に向けて、すぐにTOEICのスコアを上げるテクニックを伝授します。
※TOEIC730までの人向け
今回はリーディング編になります。今回書く内容はすぐにでも実践できる内容となっています。
前回解説したマインド編はこちらから読めます。
「日本語で見てもわからない」を無くす
TOEICは高校で習うような英語とは違い、ビジネス英語がメインになります。
なので単語もビジネスシーンでしか使わないようなわかりにくいものがたくさんあります。
私も答え合わせをした時に、書いてある日本語の答えの意味がわからないことが時々ありました。
日本語の意味がわからなければ正解できるわけがありません笑。
TOEICでしか使わない単語も出てくるのでそういった難しい単語に過去問などで慣れておきましょう。
あらかじめ慣れておけば本番で専門性の高い単語が出てきてもパニクることはなくなるはずです。
「ああ、TOEICあるあるの激むず単語ね」
と軽く流してわかる問題に集中することができます。
Part5は5秒で解ける問題がある
Part5には5秒で解ける問題があります。
これ、信じられないかもしれないんですけどマジです!
私もTOEIC400点台のときにこれを知り衝撃だったのを覚えています。
そしてかなりTOEICに対する考え方が変わりました。
簡単に言うと選択肢で問題の系統を判断できるということです。
説明だけだとわかりにくいので実例と一緒に説明します。
こちらの問題を見てください。
このような全ての選択肢に同じ単語が入っている問題はすぐに答えが出せます。
答えは(B)ですが、この問題全ての文章を読まずに答えを出せるんです!
空欄の前後を見てください。前にPrefers、後ろにstaffがありますね。
prefersは動詞です。英語では動詞の後ろに動詞は来ないので、(C)・(D)は答えではないことがわかります。
そして後ろにはstaffという名詞が来ています。選択肢(A)のto be recruitedは受け身という形です。この受け身は直後に名詞が来ないという規則があります。なので答えは(B)とわかるわけです。
分かった方もいるかもしれませんが、この問題は選択肢と空欄の前後しか見ていません。他は一切見ないで答えを出すことができるんです!
このように読む箇所を絞り込むことで、早いスピードで問題を解いていくことができます。
一応、他の問題も紹介しておきます。
※理解した方は飛ばしてください
この問題は全ての選択肢に「suit」が入っていますね。
こういう問題も選択肢と空欄の前後だけ見れば解けるはずです。
名詞か動詞か形容詞か副詞、のどれが入るのかという問題ですね。
めんどくさいことに文章を読まないと解けない問題もあります。
解いていくとわかりますが、選択肢のどれが入っても意味が成り立つ問題があります。
このような問題は文章を全て読む必要があります。
少し長くなったので内容をまとめておきます。
TOEICPart5には
- 選択肢と空欄の前後だけ見れば解ける問題
- 選択肢と文章全てを読まなければ解けない問題
があり、それは選択肢を見て判断することができる。
という内容でした!
Part5後半は激むず問題がある
ここまでPart5の時短テクニックを解説してきましたが
Part5の後半にはテクニックだけではどうにもならない問題があります。
特にPart5の最後の10問です。
基礎的な文法力がない場合、
どんなに少なくとも3問はミスすることを覚悟しておきましょう。
TOEIC730を取るのにそのミスは許容範囲です。
難しい問題は間違えていいので
- できるだけ早く解く
- 簡単な問題を間違えない
この2点を意識するようにしましょう。
Part6は時間の使いすぎに注意
Part6は全部で16問あります。
Part6は時間配分に最も気を使ってください。
問題の難易度が高く、わからない場面も多いと思います。
そんな時に粘らないようにしてください。
ここで15分以上時間を使うと後半に時間切れになります。
12分を目安に、わかる問題だけ解きましょう。
Part6に関しては時間配分さえ間違えなければ大丈夫です!
正解数が少なくてもPart7で取り返せます。
リーディング最後の15問は捨てる
リーディングは全部の問題を解こうとすると必ず時間切れになります。
これは絶対に防ぎたい終わり方です。
じゃあどうするのかというと、捨てる問題を選びます。
もっと言えば、時間のかかる問題を捨てます。
TOEICのPart7の後半にはトリプルパッセージという問題があります。
こういった文章の塊が3つある問題です。
最後の15問にありがちです。
トリプルパッセージ問題の中には3つの文章を読まないと解けない問題があります。
そういった問題を積極的に捨てるべきです。
3つも文章を読む時間はありません。
でも全ての問題を捨てるわけではありません。
狙うのは1つの文章に答えが書いてありそうなやつです。
この中で言うと、「193」と「194」はすぐに答えが見つかりそうですね。
「193」は時間の箇所を読めば答えが見つかりそうです。
「194」はNovember 9 と日付が特定されているので、日付の近くの文章を読めばわかりそうです。
逆に手を出していけないのは、「192」と「195」です。
「192」は問題にindicateと書いてありますね。indicateは示唆するという意味で、この単語がある問題は時間がかかる場合が多いので後回しです。
「195」は絶対にやってはいけません。選択肢の中から内容と合っているものを選べと言っています。選択肢と文章の内容が合っているか確認する作業が必要になるのでこれも飛ばしましょう。
この要領で最後の15問はすぐに答えが見つかる問題から解いていき、時間のかかる問題は後回しにします。
もし全ての問題が解き終わったなら、後回しにした時間のかかる問題に着手するのもありです。(まず無理ですが!)
最後の15問は時間のかからない問題だけやる!これを徹底してください。
これが実践できるようになればTOEIC730はもう目の前です。
まとめ
とにかくスピードを意識してTOEICは学習しましょう。
次回はリスニング編です。